イングリッシュローズの国内生産苗終了に関する「後藤みどり」からのメッセージ
平素は格別のご高配を賜りありがとうございます。
1995年よりイギリスのデビッドオースチンロージズと日本国内生産ライセンスを結んでおりましたが
2024年の生産をもって国内生産を終了いたします。
円高や人手不足などの要因もございますが最も大きな理由は、コマツガーデンのバラ苗を支持してくださるお客様に対し
日本国内の気候に適した育てやすさと美しさを追求した品種をお届けすることに重点を置くためです。
大量生産ではなく生産管理者の目が行き届いたバラ苗をお届けしたいという思いが強くなったからです。
現在、国内では耐病性、耐暑性に優れた品種が増え続けています。
イングリッシュローズの生産を始めた30年前に比べたら
バラを育てるハードルが下がり誰でもバラを育てられる時代が来ています。
しかし、その反面、ここ数年はイングリッシュローズの特徴が偏りはじめ廃盤も多くなり
弊社が生産したいと思う品種が減少しているのが現状です。
弊社は時代が変わってもバラの限りない美しさを追求し、なるべく自社生産の苗の提供をしたいと思っています。
山梨の豊かな自然にはぐくまれた白州産のバラ苗をより一層手をかけてお客様の元へお届けいたします。
コマツガーデンセレクトのバラをこれからも宜しくお願い致します。
有限会社コマツガーデン 代表 後藤みどり